Blog
ブログ
検索
最近の投稿
2021.04.24(土)商品のご紹介
みなさんこんにちは
突然ですが!みなさんのお家の外壁はどのような素材ですか?
最近の外壁は思わず見入ってしまうようなデザイン性の優れたものもよく見かけますよね。
『あんな外壁に憧れるなぁ』
『こんな感じにしたいけど、どうすればいいんだろう?』
新築やリフォームをする際に色々な悩みが生まれると思います。
そこで、希望通りの外観を実現するために一般的な外壁材の種類や特徴を紹介していきます。
目次
1-1外壁ってなんの役割があるの?
1-2外壁材の種類
2-1そもそもサイディングとは ?
2-2モルタルとサイディングの違い
3-1窯業系サイディングとは
3-2メリット・デメリット
4-1金属系サイディングとは
4-2メリット・デメリット
5-1樹脂系サイディングとは
5-2メリット・デメリット
6-1木質系サイディングとは
6-2メリット・デメリット
外壁には生活空間を自然の風雨から守るという大切な役割があります。
他にもデザイン性などの景観や、住人のプライバシー保護・外部からの騒音を遮断いてくれるなど多目的な性能が求められます。
外壁は日ごろから風雨や直射日光にさらされている部分であり、多くの求められる性能や美観を保ち、劣化による雨水の侵入などを防ぐために定期的なメンテナンスが大切です。
外壁材の種類は主に次の7つにわかれます。
①窯業系サイディング
②金属系サイディング
③樹脂系サイディング
④木質系サイディング
⑤モルタル
⑥タイル
⑦ALC
聞いたことがあるものから聞いたことがないものまであると思いますが、
ここで覚えて外壁選びに役立ててみてくださいね!
今回は4つのサイディングについて詳しく説明していきます。
ちなみに、、、外壁が求められる役割を全て賄える外壁はありません。
そこで各外壁材によって性能や耐久性、コストなど特徴が違ってくるため、何を基準に、どんな目的で外壁材を選ぶのか、よく考えることが大切です。
これから説明していく中で自分に合う外壁を見つけてみてください!
サイディングとは外壁材の一種です。
昔はモルタルが主流でしたが、近年では多くの住宅にサイディングが取り入れられるようになってきました。
パネル形状になっているため、施工期間が短く工事費用を抑えることができます。
こういったメリットから国内シェアがトップになっています。
また、サイディングにはさまざまな質感や色の商品があるので、家の外観デザインやイメージに合わせて選ぶ楽しみがあります。色はシンプルなモノトーンからカラフルなもの、質感や模様はタイル調やレンガ調、木目調のものなど多彩です。複数の色や質感のサイディングを使えばデザインのバリエーションも広がります。
なお、サイディングを長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが必要です。
耐久性に優れていますが、雨風や紫外線などの影響を受けるため、劣化は免れません。
サイディングのメンテナンス時期に関してはまた改めてご説明しますね!
1980年代まではモルタル(セメントと砂を混ぜたもの)で仕上げることが一般的でした。
いわゆる塗り壁と言われるもので味のある仕上がりになりますが、サイディング外壁よりも耐水性に劣り、劣化の進みも早いです。
また費用に関しても、モルタル外壁の方が高い傾向にあります。なぜなら、サイディング外壁がボードを壁に張って仕上げるのに対し、モルタル外壁は壁に塗って仕上げるために、高い技術が要求されるからです。
窯業(ようぎょう)とは、セメントなどの非鉄金属を窯(かま)で高温処理して製品化させた工業製品のことで、窯業サイディングはセメントと木質繊維をおもな原料とした外壁材です。
サイディングの主流となっている素材で、約8割の戸建住宅の外壁に使用されています。
最近では、雨水で汚れが落ち、長く再塗装をせずに済むなどの特徴をもった商品もあります。
メリット
タイル調やレンガ調などデザイン(再現性)に優れており、本物と見劣りしないほどのクオリティです。またカラーバリエーションも豊富です。
窯業サイディングのシェアが圧倒的に高いことからも性能の高さは実証済です。
施工できる業者もたくさんいることもメリットのひとつです。
材料費が比較的安くまた工期も短いため、イニシャルコストを抑えることが可能です。
デメリット
窯業サイディングの開口部まわりにはシーリング材を充てんさせます。
10年から15年程度でシーリングの劣化がはじまり、シーリング材の交換・補修費用は1棟あたり15万円~25万円近くかかります。
窯業サイディングを張り替えする時期がきますが、費用は他のサイディング材に比べてはるかに高額です。
金属系サイディングは、その名のとおり金属製の板(鋼板)を成型した外壁材です。
昔はトタンが主流でしたが、最近ではガルバリウム鋼板・ステンレス・アルミといった耐久性に優れた金属を成型して作られています。リフォームでは最もよく使用されており、窯業系に比べて重量が軽いので建物への負担が少ないのが特徴です。
メリット
金属サイディングは、とても軽いのが特徴です。
古い外壁材の上にサイディングを重ねるリフォーム(外壁カバー工法)ができる点が大きな強みです。
金属サイディングで用いるシーリングは外に露出する量が少なく、窯業サイディングのように明らかにシーリングの打ち替えが必要な状態になることがほぼありません。
窯業系サイディングは大規模な地震発生時にひび割れをおこすことがありますが、金属サイディングは建物の揺れによるヒビ割れの心配がありません。
金属と聞くと熱を通しやすく、雨音などが響く印象があります。
実はサイディングの中で金属サイディングは断熱性と遮音性に最も優れています。
理由は金属サイディングの内側に断熱材が充てんされているからです。
デメリット
材料価格は窯業サイディングや樹脂サイディングと比較すると少し割高です。
ただし、長期的なコストパフォーマンスでは最も有利な素材です。
シンプルなデザインが好みの方にはおすすめですが、より本物のレンガやタイルに違いリアル感や立体感は窯業系サイディングに比べて劣ります。
プラスチックの一種である塩化ビニル樹脂でできている外壁材です。日本ではまだあまり普及していませんが、アメリカでは主流となっているサイディングです。
メリット
サイディングの中で最も安いく、外壁カバー工法による施工も可能です。
耐候性が高く、色あせ保証も30年と、すべてのサイディング材の中で長い保証期間です
樹脂サイディングはシーリングを用いずに施工ができます。
デメリット
樹脂サイディングは日本の実績があまりないため、施工できるリフォーム会社がほとんど存在しません。
樹脂サイディングはドイツ張り(下見板張り)とよばれるデザインばかりで、アメリカの映画やドラマでよくみかけるカントリーデザインの外観が基本です。
木質系サイディングとは、表面を炭化処理した天然木に、塗装を施したものです。無垢の木材ならではの色合いや木目が魅力で、カントリー風や山小屋風の住宅に仕上げたい人におすすめのサイディングです。
木質系サイディングを採用すれば、温かみのある外壁に仕上がりますが、耐水性の面では他のサイディングに劣ります。
メリット
天然無垢の風合いとインパクトは他のサイディングにはかなわないデザインです。
高級感と安心感を備えた外観になります。
デメリット
サイディングの中で最も高いです
木材は水分を吸収すると腐朽やそりの原因にもなるため、より厳格なメンテナンスが必要になります。
基本的に木目を残す塗料は、木目を塗りつぶす塗料と比べて長持ちしません。
したがって、メンテナンスコストは割高です。
サイディングとはどのようなものなのか、ご理解頂けたでしょうか?住宅の外壁材として主流のサイディングは他の素材と比べて費用が安く、工期が短いことや耐久性に優れていることが特徴として挙げられます。
外壁材を悩んでいる方はこの記事を参考にしていただければと思います。
他にもわからないことがありましたら、ご相談ください。
Tel. 0120-410-147
受付時間 / 10:00~17:00